会社の成り立ち
私たちがアイムライズという会社を立ち上げたきっかけは、当初、世の中の様々な良い商品を流通させたいという想いで事業をはじめました。しかし、卸売業の世界でも、新米がいきなり事業を軌道に乗せるのは至難の業です。そんな時、とある食品メーカーの社長より、「一度販売した商品が賞味期限の問題で大量に返品されて困っている」という相談を受け、様々な販路を探し、その商品すべて販売することができました。社長から大変感謝され、販売した小売店からも、「安く仕入れができた」と喜ばれました。
その後色々と調べると、そこには食品に関する廃棄、流通、賞味期限に関する業界ルールなど様々な課題が見えてきました。「これだ!食品の在庫課題を少しでも解決につながる事業を進めよう!この社会が抱える『困った』を、少しでも『良かった』に変えていきたい」という強い思いが湧き上がり「もったいない事業」へと繋がったのです。
社会課題解決への挑戦
世の中には、目を向け始めたらきりがないほど、たくさんの社会課題が存在します。環境問題、貧困、教育格差、医療の地域偏在、高齢化社会の課題等、そして心の健康。どれもこれも、私たち一人ひとりの暮らしに深く関わり、未来を左右する大切な問題ばかりです。
私たちは、これらの社会課題を他人事とは考えません。むしろ、「自分たちに何かできることはないか」と常に問いかけ、行動していきたいと考えています。もちろん、たった一つの会社で、すべての問題を解決することはできません。それは、正直なところ、無理な話です。しかし、だからといって何もしないのではなく、まずは、はじめの一歩を踏み出すことが大切だと考えます。
「やりがい」を原動力に
そこで私たちは、この山積する社会課題の中から、「これだ!」と思える、私たち自身が心からやりがいを感じられる事業を選び、そこに全力を注ぐことを決意しました。
「やりがい」というのは、単なる自己満足ではありません。それは、私たちが困難に直面したときに、もう一歩踏み出すための強い原動力となります。情熱を持って取り組めるからこそ、深く掘り下げ、新たな視点を発見し、本当に価値のある解決策を生み出すことができるのです。そして、その情熱は、私たちの事業に関わるすべての人々、つまりお客様、パートナー、そして社会全体にも伝播し、共感の輪を広げていくと信じています。
小さな一歩が大きな変化に
私たちは、大それた目標を掲げるよりも、目の前の小さな「困った」に真摯に向き合うことを大切にしております。
◯ たとえば、ある地域で孤立しているお年寄りの笑顔を増やすことかもしれない。
◯ たとえば、捨てられるはずだった資源に新たな価値を見出すことかもしれない。
◯ たとえば、子どもの可能性を広げるための小さな学びの場を提供することかもしれない。
一つひとつの行動は、もしかしたら小さく見えるかもしれません。でも、その小さな一歩が積み重なることで、やがて大きな変化を生み出すことができると、私たちは確信しています。
私たちの存在意義
会社とは利益を追求する組織です。ただ私たちの会社は単に利益を追求するだけの組織ではありません。
社会に存在する不均衡や不便、そして不安を解消し、より良い未来を築くための「仕掛け人」でありたい。
そして、その活動を通して、私たち自身も成長し、働く喜びを感じられる場所でありたい。私たちは、私たちが選んだ事業を通して、「社会に貢献する喜び」と「自分たちのやりがい」を両立させながら、未来を切り開いていきます。
さあ、この社会をもっと良くしていく飽くなき挑戦を進めます。