食品買取の一番の課題は、賞味期限を過ぎてしまっては買ってもらえないこと。それに寄贈も受けてもらえない。だけどその多くは食べられます!

食品ロス削減国民運動ロゴ「ろすのん」

賞味期限が切れても、直ちに食べられなくなるわけではない。

よく相談に来られる食品メーカー様や、何らかの理由で在庫をお持ちのお客様から、賞味期限まであと1週間しかない、もしくはもう既に賞味期限が切れてた後のタイミングでご相談されるケースがあります。

賞味期限が切れても、直ちに食べられなくなるわけではありません。消費期限とは違います。よって、 消費者に対し賞味期限切れをしっかりとお伝えした上で、販売しても、法的には問題有りません。

しかしながら、仕入れて販売する小売店側にとってみれば、賞味期限切れをわざわざお金を出して仕入れることは殆どの場合ありません。

つまり、売れる可能性があるとしてもせめて2週間以上は欲しいところです。サプリメントなどで1ヶ月分が入っている商品などは、2ヶ月以上の賞味期限が欲しいところです。サプリなどは1ヶ月前に店頭に並んでも、お客様が購入し飲み始め飲み終わるまでに賞味期限を過ぎてしまう可能性があるからです。

弊社の第一のミッション

弊社では、賞味期限が切れる前までに、何とか少しでもお客様の在庫を可能な限り希望にそった価格で、キャッシュ化することを第一のミッションにしております。希望の価格で販売できないことの方が多いのですが…(T_T)

しかしながら、それでも販売できそうにない場合は、社会福祉法人・NPO法人・子ども食堂・フードパンドリーなどへの寄贈をお願いしております。ただこの場合も当然のことながら賞味期限前でないと受け取っていただけません。更に子ども食堂などは開催日などがまちまちで、週1回のところもあれば2週に回や月1回の開催などそれぞれの運営方針により違いがあります。よって開催日まで賞味期限が切れていない食品でないと受け取っていただけません。

アイムライズが寄贈のお手伝いをするようになったのは、会社の所在地である東京都北区の社会福祉協議会の子ども食堂ネットワークがきっかけでした。進める上で賞味期限日と開催日のタイミングが課題は浮かび上がり、その解決方法として更に多くの寄贈先候補を確保すること。そうすれば少しはタイミングが合うケースが増え、受け取ってい頂くところが増えると考えました。

そして、次に行ったことは… 次回に続く